よんのはちバンド 人生日記
駄文
投稿日時:2008/12/26(金) 21:27
皆さんこんばんは。橋本です。
今年もあとわずか。今日で仕事納めの方々も大勢いることでしょう。
一年間お疲れ様でした。そして餅なり蕎麦なり存分に採りながら来年に向けて目一杯充電しましょう。
ところで、年末に僕はここ数年必ずやっていることがあります。
それは来年の目標を心の中で一つ設定することです。
内容は何でも構いませんが、達成出来る見込みがある目標であることがミソです。
その目標が何であるかは原則誰にも言わないでおきます。そしてそれの達成に向けて1年間全力で努力します。
達成出来るか出来ないかは置いておいて、それだけで何となく過ごす1年よりも不思議と有意義な1年が
送れるのです。皆さんも是非試してみてください。
さて、去年の年末に僕がたてた目標は(誰にも言わないんじゃ…??)、たばこをやめることでした。
ちょうど、7月に転職することになり、それをきっかけに禁煙しています。
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TVでもたばこが肯定的に報じられることはなく、めっきり「百害あって一利なし」といったイメージです。
しかし本当に「百害あって一利なし」でしょうか?
かくいう僕は長年吸い続けてきたたばこをやめてみて色々と実感することがありました。いくつか挙げますと
『体調が目に見えて良くなった』『食べ物がおいしくなった』『たばこ代が浮き、かなりの節約効果』
確かに良いことばかりです。
僕が喫煙者時代に「なぜたばこを吸うのか」という問いに対して以下のような回答をよくしていました。
『仕事で煮詰まった時のよい気分転換方法であり、仕事の効率があがる』
『喫煙所では様々な部署の人が集まるので情報交換の場所として実は最適である』
前者についてはたばこをやめてみて意見が変わりました。確かに喫煙時代は仕事に煮詰まった場合に吸うたばこ
は気分転換という意味で良い効果を実感しておりましたが、たばこが無いと気分転換が出来ずに効率があがらない
かと言うと…そうでもありませんでした。逆に余計な休憩時間が減り、たばこをやめてからのほうが効率があがった位です。
対して後者の方は今でも賛成です。執務場所ではちょっとしずらい相談事などには最適ですし、非常に有益な情報を
得られる場でもあることは確かです。あと僕だけかもしれませんが、『たばこをやめたら便秘になりました。』
汚い話で申し訳ありませんがこれは本当の話で、喫煙者時代は朝、会社に到着して、おもむろに一服すると
高確率で便意を催す…というのがすっかりライフサイクルとなってしまっていたのです。これは意外なデメリットでした。
少し話が大きくなりますが、日本の税収の中でたばこ税というのは非常に貴重な税収の一つです。
日本は世界喫煙率No1の国ですのでそれはもう大層な額ということになるでしょう。
日本のたばこ税は定期的に少しづつ値上がりしており、現在マルボロが320円。近い将来更に値上がりするでしょう。
ふと我にかえって15年前の値段と比べると、その値上がりっぷりには愕然とするものです。
ですが、たばこの値段の増加がきっかけでやめたという人の話は少なくとも僕のまわりではほぼ皆無です。
たとえばたばこ税が突然1000円あがれば、やめる人は激増するでしょう。ですが、こう小刻みにあげられると
感覚がマヒしてしまい、禁煙を決意する程の精神的ダメージにはならないのです。
そこで仮に日本中の喫煙者がある日を境にぱったりと禁煙したらどうなるでしょうか。
貴重な税収がなくなり、国家予算は大幅に削減されるかもしれません。
そうすると積極的な政策が打ち出せず、日本経済はますます悪い方向に傾いてしまうかもしれません。
不況の波は僕の会社にまで忍び寄り、中途入社後間もない僕は真っ先に首を切られてしまうかもしれません。
そして家族全員を路頭に迷わせることになってしまうかもしれません。
もし日本中の喫煙者が、そして僕がたばこをやめていなければこんなことにはならなかったかもしれません。
それでもあなたは僕を責めるのですか!!?
------------------- ここまで------------------------------------------------
先日禁煙中に妻に内緒でたばこを吸ったのがばれ、上述の言い訳をしたところ
『たばこ税』に入るか入らないかのあたりでぶん殴られました。
もう二度と吸いません。ごめんなさい。
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